- 出演者
- 豊島晋作 佐々木明子 原田亮介 角谷暁子
オープニング映像。
ニュースのラインナップが伝えられた。
レギュラーガソリンの価格が3週連続で上昇している。こうした中でガソリンにかかっている税金を一時的に下げる「トリガー条項」の凍結解除に向けて自民党・公明党・国民民主党があす協議すると報じた。ただ「トリガー条項」の解除について石油連盟は「多大な混乱が生じる」と反対の立場だという。アメリカではガソリン価格は下落傾向だが、日本では円安などの影響で高止まりが続いている。
ガソリン高についてトーク。原田キャスターは「円安の部分の16円というのはこの164円から183円に20円あがった分の8割方を占める」などと話した。
日本生命がニチイHDを買収すると発表した。日本生命社長は「介護事業に真正面から取り組む日本生命グループにとって大いなる挑戦」などと話した。日本生命はアメリカ投資ファンドなどが保有するニチイHD株の99.6％を取得する。ニチイHDは訪問介護や保育事業など幅広く手掛けている。背景の1つにあげたのが人口減少。これまでの生命保険事業だけでは市場が縮小するとの危機感があった。日本生命は今後保険と介護の相乗効果を生むサービスを利用者に提供したい考えである。しかし介護業界は過酷な業務内容や賃金の低さから慢性的な人手不足が続いている。ニチイHD社長は「介護業界が抱える構造的な課題についても日本生命の力を借りて人材の採用定着に資する取り組みを加速させたい」などとコメントしている。
2023国際ロボット展が行われた。654の企業・団体が出展した。人手不足を解消する切り札として様々なロボット技術が展示されている。デンソーウェーブのブースで披露されていたのは3つのロボットアームが高速でCDをピックアップする様子。ピックアップの作業時間を従来に比べ23％短縮したという。AIがアームの配置や動きを計算して最適な生産工程を組み上げた。また今回の展示の中国企業の出展数は50社で過去最多となった。FAIR Innovation Robotic Systemは部品の内製化や販売数で低価格を実現していた。人だかりができていたブースがrealman。ロボットアーム企業で別企業の四足歩行ロボットにアームを取り付けたという。中国企業が増加する背景にはロボット産業の成長戦略を発表するなど政府が産業の育成・強化に力を入れていることがある。
ウォール・ストリート・ジャーナルはアップルがクレジットカード事業をめぐりゴールドマン・サックスに提携解消を提案したと報じた。今後1年～1年3か月以内に契約終了することを打診したとしている。
トヨタ自動車や豊田自動織機やアイシンは保有するデンソー株式の一部を売却すると発表した。トヨタの売却額は2900億円程度の見込みである。トヨタは資金を車の電動化などの投資に回す方針で売却によりトヨタの保有比率は24％から20％に低下する。
アマゾンは企業向けの対話型AIアマゾンQを発表した。文章の要約・会議資料の作成などが可能である。28日から試験的に提供をはじめ月額1人あたり約3000円からとなる。
西村経産大臣は生成AI開発に必要なスパコンの処理能力を27年度松までに現状の約20～30倍へ増強する目標を新たに掲げた。今日成立した補正予算では1566億円を計上し企業などの投資を支援する考えである。
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- 西村康稔
核兵器禁止条約は核の開発、製造、保有、使用を禁止する国際条約で、93の国・地域が署名している。国連本部では契約国による会議が開かれているが、ロシアやアメリカ、中国など核保有国は参加していない。日本政府も参加を見送っている。アメリカの核の傘に守られていて、NATO諸国も核をなくすことはかえって世界を不安定化させるという立場。米ソ冷戦下では約7万の核弾頭があったとされるが、現在は1万2512発。イスラエルでは核保有をほのめかしたり、今月には閣僚がガザ地区への核使用を選択肢と発言して批判されている。打倒イスラエルを掲げるイランは核兵器の開発を進めてきたなか、イスラエルは科学者の暗殺、原子炉の爆撃などで阻んできた実績がある。イランが核開発を進めるだけ、イスラエルとの戦争リスクは高まる。ここに来て、アフガニスタンを実効支配するタリバンが戦術核兵器の入手を検討しているとも報じられ、新たな懸念材料となっている。人類の終末までの時間を示した終末時計は残り90秒とされる。
三井物産ではエヌビディアから購入した1台1億円の最新式スーパーコンピューターを計6台所有。処理能力は通常PCの数万倍。三井物産はスパコンを製薬会社に定額契約で貸し出し、製薬会社はオンラインでスパコンに接続し研究開発に使う。新薬を作るためには500億以上の薬の候補となる物質から適合するものを探し出す必要があり、スパコンの活用で2～3年の作業期間を半年程度に短縮したい考え。三井物産は12月から試験的な運用を始め、2024年2月から正式に開始。今後3年で製薬会社や医療機器メーカーなど10社以上の顧客獲得を目指す。
アメリカの7月から9月期の実質GDPでは改定値が5.5％上昇。速報値は4.9％上昇した。設備投資では改定値は1.3％上昇。速報値はマイナス0.1％。個人消費は3.6％上昇。速報値は4.0％上昇した。
事実上のデフォルト陥ったスリランカ債務再編について、日本など17カ国による債権国会合がスリランカ政府と返済条件で基本合意した。金利や返済など具体亭な内容は正式な覚書を結んだあとに公表するという。元本の削減はせずに返済期間の延長で対応するという。
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アメリカの株式を紹介した。
原田亮介はアメリカのGDPが好調だという話にアメリカではネット通販の売上が前年比7.8％に。また期間忠の買い物客も2億人を超えると答えた。
横浜の夜空に出現したサンタクロース。その正体はドローン。日本コカ・コーラのクリスマス商品のPRイベントでサンタだけではなく、ドローンが作り出したのは巨大なQRコード。スマホで読み取れば特設ページにつながるという。コカ・コーラが行った新たな宣伝手法のメリットは大勢の人にみてもらえ、QRコードにすれば一度に同じ感動を共有でいるメリットがあるという。カメラの性能次第で数キロ先でも読み取りが可能で、より多くの人に情報発信ができる。しかし、ドローン活用の課題は気候だという。
日本生命が介護事業に参入した。原田はこの件について行秋に風穴をあけるほどの事をしてほしいと答えた。また介護業界は人材の大幅な不足や、低賃金、施設の不足が問題になっているとした。
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エンディング映像。