4月1日のNY株価、終値を伝えた。翌日に控えている相互関税を前に神経質なマーケットは方向感に欠ける展開だった。取り引き序盤に発表された景況感を示す指標が前月から悪化したほか、求人数も予想を下回るなど景気悪化を示唆する指標が投資家心理の重荷となっている。また、製品の訴訟に関する和解案が却下された製薬大手「ジョンソン・エンド・ジョンソン」が7%以上の大幅安と鳴るなど、企業の個別要因も全体の足を引っ張った。一方、前日まで下落していたテスラ・エヌビディアなどのハイテク株の一部が買い戻されナスダックの追い風となった。セクター別騰落率、為替の値を伝えた。