きのう学級閉鎖になっていたのは東京・新宿区にある新宿区立新宿中学校。こちらの学校では今月1日に1クラスが学級閉鎖に、その後もインフル欠席の生徒が増えたため期間を延長していた。学級閉鎖は“今シーズン初”ではなく、全部で3回目だという。休校や学級閉鎖は全国で急増。先月はじめは2307施設だったが、わずか3週で8817施設と約4倍に拡大。学期末の試験が近いということで学校側も授業を自宅学習に切り替えるなど対応に追われている。都内のインフルエンザ患者数は最新のデータで1医療機関あたり35.76人と今年9月以降初めて減少に転じた。東京都によると、祝日に休診した医療機関が影響している可能性があるという。年代別でみると、19歳以下が7割ほどと、依然若者に広がっていることがわかる。こうした背景について専門家は「国内の流行は大部分がサブクレードK。子どもたちの方がそれまで経験してきた中でインフルエンザの流行にさらされた回数が少なく、免疫蓄積が少ない。既存の免疫をすり抜けやすいタイプが出てきたときには影響を受けやすいのではないか」などコメント。さらに感染予防に有効とされる、ワクチン接種の数が2020年をピークに減り続けていることも要因の一つにあるという。きのう保育の現場で行われていたのは正しい手洗いの練習。丁寧に洗うが、ブラックライトで照らすと洗い残しが一目瞭然。専門家の寺嶋毅教授は予防法について「顔や目の周りを石鹸で洗うことも良い」とコメント。他にも洗顔や出かける前の歯磨きも推奨している。
