昨日、中国・北京にて、北朝鮮のテコンドー選手団がカザフスタンで行われる国際大会に参加するために経由地としてバスで訪れた。北朝鮮が選手団を国外に送るのはコロナによる国境封鎖以来初で、選手らは僅かな時間も惜しんで練習に励む姿が見られた。これにより本格的な国境解放につながるのではとの見方もある。一方の北朝鮮内では国営メディアがキム総書記が台風被害を受けた江原道の視察に訪れたとし、農民に作物の生産目標を達成するように鼓舞したとのこと。国境封鎖の影響が出ていると見られ、韓国メディアは北朝鮮での餓死者は今年7月までに約240人と例年の倍以上に上っていると報告されている。