東京・銀座にある期間限定のクリスマスショップ。海外輸入の様々なグッズを展開しているが、価格に関してはどうしても、年々上昇しているのだという。この価格の上昇は円安・コロナの影響で空輸コストがかかる、世界情勢の変化など様々な要因がある。およそ48%の企業が円安に関してデメリットが大きいと答えており、燃料やエネルギー価格、仕入れ価格の上昇などが懸念される。しかし良い兆しもないわけではない。新型コロナウイルスが5類に移行したことで、客足自体は伸びているのだという。また旅行先で年末年始を過ごす人も多く、JTBによればコロナ前の96%程度になっている。そんな中、今週水曜と木曜に、独自の技術や新しいアイディアを全国の企業が展示するイベントが行われた。またTOPPANは訪日外国人のための翻訳ディスプレイを紹介。駅の改札や観光地などからの問い合わせを受けているという。政府と日銀は経済成長と分配の循環のために賃上げが重要としている。ただ中小企業からは賃上げは厳しいという声も聞かれている。こうした中、昨日ニューヨーク外国為替市場で1ドル141円台となり、4ヶ月ぶりの水準になった。日銀の植田総裁の発言により、市場では日銀が低金利政策の修正に出るのではないかという憶測から円を買う動きが加速したという。また日経平均は大幅安となったという。