- 出演者
- 山本隆弥 蓬莱大介 中谷しのぶ 野村修也 足立夏保
「クリスマス商戦」がピーク迎えている。阪急うめだ本店から中継。高さ8mのクリスマスツリーがある。クリスマスケーキも値上がりだという。
内閣の屋台骨が揺らいでいる。大谷選手の去就も含めて伝える。
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- 大谷翔平
大阪・阪急うめだ本店からの中継映像。今年のクリスマスマーケットのテーマはヨーロッパ。本場から取り寄せた置物など100種が置かれ、飲食店も用意する。またクリスマスケーキは150種を用意している。ケーキの売れ行きは好調で、大型のものが人気だという。ただ平均価格は昨年より325円ほど平均で上がっている。洋菓子店ではやはり原材料の高騰のしすぎで、値上げをせざるをえないのだと話してくれた。また海外輸入のクリスマスグッズは円安の影響で値上がりしているという。
東京・銀座にある期間限定のクリスマスショップ。海外輸入の様々なグッズを展開しているが、価格に関してはどうしても、年々上昇しているのだという。この価格の上昇は円安・コロナの影響で空輸コストがかかる、世界情勢の変化など様々な要因がある。およそ48%の企業が円安に関してデメリットが大きいと答えており、燃料やエネルギー価格、仕入れ価格の上昇などが懸念される。しかし良い兆しもないわけではない。新型コロナウイルスが5類に移行したことで、客足自体は伸びているのだという。また旅行先で年末年始を過ごす人も多く、JTBによればコロナ前の96%程度になっている。そんな中、今週水曜と木曜に、独自の技術や新しいアイディアを全国の企業が展示するイベントが行われた。またTOPPANは訪日外国人のための翻訳ディスプレイを紹介。駅の改札や観光地などからの問い合わせを受けているという。政府と日銀は経済成長と分配の循環のために賃上げが重要としている。ただ中小企業からは賃上げは厳しいという声も聞かれている。こうした中、昨日ニューヨーク外国為替市場で1ドル141円台となり、4ヶ月ぶりの水準になった。日銀の植田総裁の発言により、市場では日銀が低金利政策の修正に出るのではないかという憶測から円を買う動きが加速したという。また日経平均は大幅安となったという。
厚生労働省が昨日出した毎月勤労統計では名目賃金は27万9172円で22か月連続で上がっている。物価の変動を反映させると実質賃金は19か月連続で下がっている。食品値上げの品目数は今年は去年と比べると多いが来年1~4月の値上げ予定は76.5%減る。馬渕さんは実質賃金がマイナスであるため消費が弱く企業が値上げができない状況になっていて、エネルギー価格が下落していることなどが落ち着く要素だとした。値上げが続く要素は賃上げや物流24年問題がある。五郎さんは2024年問題に注目していて日常生活に関わってくるとした。
今年の円相場の水位は1ドル130円台から11月には151台後半になっている。おととい、日銀の植田総裁は年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になるとしている。馬渕さんはアメリカは利下げ傾向で来年は円高方向であることが考えられるとした。130円台はありえる水準だという。大企業は賃上げできているが中小企業が賃上げできる環境づくりがカギを握る。中小企業が取引先で値上げができること、赤字の企業が賃上げ税制の恩恵が受けられる仕組み、消費を盛り上げる政策が大事だという。
毎年恒例の変わり羽子板には大谷翔平選手の顔がある。投打2刀流で活躍した大谷翔平選手の去就が今週注目された。藪恵壹氏が解説する。
今週アメリカ・テネシー州で行われたウィンターミーティング。最大の目玉は勿論、投げては2桁勝利で打っては日本人初のHR王。そしてメジャー史上初の2度目となる満票でのMVPを取るなど今シーズン大活躍だった大谷翔平選手である。そもそもウィンターミーティングとは何なのか。MLBアナリストの古内氏は「球団社長・GM・選手の代理人が一堂に介して契約交渉が行われるMLB機構が主催する今年最後の一大イベントである」と話した。また古内氏は「メジャーやマイナーリーグが球団職員などの求人情報を出してその場で面談するなど日本で言う就職イベントでもある」と話した。このイベントではFAとなった大谷選手が来季の所属先が最大の関心となっている。現地メディアによると契約金は6億ドル・日本円にして約880億円とメジャー史上最高額という超大型契約が予想されていた。地元メディアによると有力候補として4球団挙がっており古内氏は「大谷選手の移籍条件として二刀流を継続することとその二刀流で世界一に貢献すること、2度目の手術を受けたのでリハビリを含めた生活環境が当てはまることである。そこで最も当てはまるのがドジャースである」と話した。古内氏も予想するドジャースのロバーツ監督は「正直に言うと彼に会った。彼から全体像を知ろうと色々質問があった」などと話し面会したことを明らかにした。ドジャース担当記者は「大谷選手について具体的な事を言うのは避けているからかなり驚いた」と話した。
古内氏は「1995年に野茂英雄さんが過去9人の日本人選手がプレーしていて、最も日本の文化を熟知した球団である。ドジャースは11年連続でプレーオフに進出しているが世界一になったのは2020年だけなので、だからこそ大谷選手の二刀流は世界一奪還の最後のピースである」と話した。大谷選手争奪戦で有力な球団の1つが高校時代の先輩である菊池雄星投手が所属するトロント・ブルージェイズである。シュナイダー監督は「我々は沢山の選手と会っている。それだけだ」と話した。一部報道では契約金は総額約1080億円を払う意思があると報道した。そして、再契約を期待するエンゼルス。ミナシアンGMは「今は何も言えない」と交渉については語らなかった。古内氏は「難しい交渉の最中なので、二刀流の起用方法など条件が合わなかった場合、誰よりも二刀流のスケジュールを理解しているのがエンゼルスである」などと話した。
一方ウィンターミーティングでは日本を代表するエース・山本由伸投手の去就も注目されていた。3年連続投手4冠と沢村賞を受賞し、日本プロ野球の歴史に名を刻んだシーズンだった。古内氏によると山本投手の獲得には2球団が有力視されている。古内氏は「ヤンキースとメッツのニューヨーク対決で、この2強が頭1つ抜けている」と話した。ヤンキースのブーン監督は「山本投手とは1度会っていて、この先も会う予定である」と話した。日本円で約440億超えの大型契約になると予想されている。大谷選手に山本投手、来季はどんなユニフォームを着てファンを魅了するのだろうか。
カナダ・トロントより中継。橋本氏によると「この数日間で大谷選手の移籍先として急浮上してきたのがブルージェイズである。ロジャース・センターでは大谷選手が近いうちに訪問するのではないかとの情報がよせられ、球場周辺には続々とメディアが集まっている状況である。しかし今のところ大谷選手がトロント入りしたという情報はない。このトロント市民は全員が大谷選手の移籍を望んでいる。大谷選手が来ればワールドシーズンの優勝も夢ではないという話をしている。ブルージェイズが有力視されている理由として、本拠地はトロントにあるもののキャンプ地はフロリダにあるため、その施設に大谷選手が訪れて球団関係者と面談したという。その施設はメジャーリーグの中でも指折りの巨大施設で、充実した施設が大谷選手にとって魅力に映っているのではないかと現地メディアは伝えている。しかし、今回は非常に大型の契約になるため普段以上にメディカルチェックに時間がかかるとされていて、実際正式な移籍発表がいつになるかはまだ分からない」と話した。
大谷翔平の移籍作候補を球団価値で比べると、ドジャースは約6960億円、ブルージェイズは約3045億円。一部報道ではブルージェイズが1080億円を払うと報じられている。メジャーリーグには「ぜいたく税」といわれるルールがある。チームの戦力の均衡化を図るために、原則超えてはいけない選手の総年俸の上限がある。これを超えると“ぜいたく税”を支払わなければいけないという。昨季ドジャースはこの時の上限333億5000万円を超えていて、MLBへ約47億円を支払ったという。山本由伸の入団はヤンキースかメッツの2球団に絞られているという。候補について藪恵壹は「僕はメッツだと思う。昨季千賀投手を獲って実績を残しているので、日本人投手の評価が上がっている」と話した。また、大谷の移籍先としてドジャースが有力となっている理由については「ポストシーズン進出を11年連続、ワールドシリーズ優勝を7回している。本拠地の球場は高台にあって屋外なので、風で打球が飛ばず投手に有利といわれている」と話した。橋本五郎は「この決まらない間の経済効果がかなりある。これまで決まらないのは誰かが考えたのではと思う」と話した。
全国の気象情報を伝えた。
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松野官房長官の辞任論について馬渕磨理子は「キックバックなどなしに真っ当に政治活動をされてる議員もいるのでしっかり説明を果たして欲しい。」、橋本五郎は「若手議員はこういう時こそ声を上げる必要がある。」などと話した。
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- 松野博一
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