去年3月、アメリカのシリコンバレーバンクが破綻し、地方銀行の破綻が相次いだ。アメリカ当局は預金の全額保護など異例の対応をし、金融不安の拡大は抑えられた。地方銀行のニューヨーク・コミュニティー・バンコープの去年10月~12月期決算は約4000億円の最終赤字となった。コロナ禍以降、テレワークが増え価格が下落したオフィスなどの不良債権処理費用が増えたことが、原因とみられている。先週、資金基盤を強化するため増資と経営トップ交代を発表した。
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