中国・丹東にある北朝鮮レストランを記者が取材。表向きは中国企業が経営しているが北朝鮮大使館や領事館が運営に関与しているとされている。レストランでは北朝鮮の女性が働いていた。2017年に国連安保理は核・ミサイル開発の資金源を断つため加盟国に北朝鮮労働者を帰国させるよう求めたが、今もこうしたレストランが中国には残っている。丹東のカツラ店で売られているカツラも北朝鮮製だった。北朝鮮の毛製品はつけまつ毛も人気とういことで、4000のつけまつ毛工場がある中国・平度に行くと記者は中国の地元当局の関係者が乗っていると思われる車につけられた。監視の目から逃れつけまつ毛の工場を取材。中の人に話を聞くと中国から世界中につけまつ毛を輸出しているとのことだった。日本政府は北朝鮮を原産地とするすべての貨物の輸入を禁止しているが、経済産業省担当者は「この取材の内容だけでは原産地が北朝鮮であると明確に判断できない」とした。