手や足のえ死などを引き起こし、死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」。国立感染症研究所によると過去最多となるペースで増えているという。患者が増えている原因は詳しくは分かっていないが、新型コロナウイルスへの対策が緩和されて以降、同じ種類の細菌による咽頭炎の患者数が増えた影響などが指摘されているという。感染経路については傷口からの感染などが考えられるという。国立病院機構三重病院・谷口清州院長は「けがをした際に手を洗ってその処置をする。傷口はきちっと消毒をする。それが最もよい予防法だと思う」と話した。