日銀短観が発表され大企業の製造業は7期ぶりに改善した。土産物として人気のお菓子、2019年には月約600万本生産されていたが、コロナ禍では月約300万本ほどにとどまった。新型コロナの5類移行後は生産量が2019年を上回る水準まで戻った。日銀短観では大企業の製造業の指数は4ポイント上回った。自動車の生産が持ち直していることや、価格転嫁により一部企業の収益が改善していることが主な要因。大企業の非製造業指数は3ポイント上回り、5期連続の改善となった。宿泊・飲食サービス業が大きく回復し、コロナ禍前の水準まで改善した。課題となっているのが、人手不足。北海道では北海道新幹線延長に伴う再開発など建設業の人材獲得競争が激化している。