モーサテにレギュラー出演する専門家が、経済の先行きを独自の分析で予想する。今回、4月5日~7日にかけ、インターネット経由で出演者38人を対象に調査をした。今週末の日経平均株価の終値予想中央値は39,400円。大和証券の壁谷洋和氏は39,600円を予想し、今週はアメリカの物価指標の発表を控え、インフレ抑制気味の結果なら日本株モメンタムも改善に向かうと予想した。一方、みずほ証券の三浦豊氏は38,600円を予想し、週後半は4月のSQに向け下落しやすいと見ている。また、今週末のドル円予想の中央値は151.50円。東海東京証券の佐野一彦氏は151.50円を予想し、FRBの利下げ転換時期は遅れる見通しが徐々に広がっているものの、介入警戒感が上値を抑えているとしている。また、2024年度の上場企業の営業利益増減率予想では、5~10%が一番多い19人の回答となった。また、モーサテ景気先行指数は30.3と、4週ぶりの悪化だった。