さらに大谷選手がこの週末世間を賑わせたのが日本のエース・オリックスの山本由伸選手のドジャースへの移籍への後押し。山本選手をめぐっては複数の球団が獲得に名乗りをあげ、争奪戦が激化。一時はヤンキース優勢かと報じられていたが先週金曜日、12年で465億円という超大型契約でドジャースと合意したと現地の複数のメディアが報道。その背景に大谷選手の後押しがあったという。現地で大谷選手を取材している小谷記者は今月12日、ドジャースタジアムで山本選手との面談があったという。そのとき大谷選手が交渉の場に同席していたそう。さらにそこに大谷選手と同じくMVP受賞経験のあるベッツ選手とフリーマン選手も加わり、3人でラブコールを送ったという。大谷選手と山本選手の契約金は合わせて約1500億円。最強タッグの誕生にドジャースファンも盛り上がっている。山本由伸選手はWBCで大谷選手とともに戦い、侍ジャパンの世界一奪還に貢献。所属するオリックスでも今年戦後初の2年連続ノーヒットノーランを達成するなどリーグ優勝の立役者となった。3年連続で投手の主要タイトル4冠と沢村賞に輝くなど日本を代表する投手。大谷選手にとって山本投手は4歳下の後輩。WBC期間の練習では大谷選手が山本投手のフォームのものまねを披露する場面もあった。さらに山本選手にせがまれ一緒に食事に行くなど交流を深めていた。番組の取材に答えたのはWBCでブルペンキャッチャーをつとめた野球解説者の鶴岡慎也さん。鶴岡さんは「山本投手が初めて海を渡り来年プレーするなかで、大谷選手にいろんな流れや日本とメジャーリーグで全く違う文化、行動パターンが出てくるとおもう。それを逐一相談できる相手が近くにいるというのはものすごく心強いとおもう。」などと話した。