ウクライナ伝統衣装のビシバンカはリネンのシャツに幾何学模様や植物などきめ細やかな刺繍を施しているのが特徴。毎年5月の第3木曜日はビシバンカの日。キーウでもビシバンカを着て街を歩いている。刺繍は魔よけの意味合いがあると考えられている。赤は幸運や愛、黄色は太陽、小麦、黒はウクライナの肥よくな土壌など様々な意味があるとされている。「ビシバンカの日」共同創設者のオレクサンドル・トカチュクさんは当時、ビシバンカをみんなで着て集まろうと友人たちに声をかけたのが始まり。大学や行政機関などにも呼びかけ賛同の輪が徐々に広がる。ロシア侵攻によりビシバンカの存在感はいっそう高まる。侵攻に屈しないことを示す日にもなる。ビシバンカの需要の高まりはビジネスにも波及している。オーダーメイドのスーツを販売してきた会社では4年前から生産を開始。旧ソビエトからの独立を祝う記念日にゼレンスキー大統領がこの会社のビシバンカを着用したことで一躍有名になる。トカチュクさんはウクライナ人を結びつけるシンボルになった。私たちはこのメッセージを世界に発信し続けていくと述べる。
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