中国・山東省の企業が製造した取り付け式の赤外線スコープ。本来は狩猟などで使われるものだが、ロシアが購入しウクライナで使われているとされるものの1つ。実際ドネツク州を占領している親ロシア派に送られてきたのは、スコープ。今月1日、米国は中国iRay社に制裁を加えたことを発表。そもそも中国は表向きは中立の立場を取っていて1年前にはっきり、中国・秦剛外相(当時)「(ウクライナにもロシアにも)武器の提供はしない」と言っている。iRayとAODESに質問状を送ったが、きょうまでに回答はない。最近はロシアに渡る民生品の中に兵器製造に繋がる電子部品などが含まれるケースも増えているとみられ欧米は警戒感を強めている。