11日のニューヨーク株式市場で、アップルの株価が7%を超えて上昇。前日に発表されたAI関連の新サービスで、iPhone買い替え需要が喚起されるとの期待か高まったよう。アップルは開発中の世界開発者会議で、新たなAI機能「アップル・インテリジェンス」を発表し、オープンAI「チャットGPT」との連携も明らかにした。新サービスは最新版の機種のみが対応していて、この秋登場が予想されている新型を含め、消費者の買い替えサイクルを促す可能性がある。モバイル決済サービス「アップル・ペイ」の新サービスも発表され、BNPL(バイナウペイレーター)と呼ばれる後払い決済を手がける「アファーム」のサービスを今年後半から利用可能になったことも好感されたよう。