サンデーモーニング (一週間のニュース)
2月13日(木)、ホンダと日産は経営統合に向けた協議を打ち切ることを正式に発表。実現すれば世界3位の自動車グループとなる歴史的な統合案は1か月半で破談となった。両社は今後、電気自動車の分野での協業は続ける方針だが、そこに割って入る動きを見せているのが自動車事業への本格進出を狙っている台湾の大手電子機器メーカー「鴻海精密工業」。ホンダの幹部は“仮に日産が鴻海と手を結んだら、技術流出などの観点から日産との協業も難しい”との見方を示している。日産の今年度の業績予想は800億円の赤字となる見通しで、経営の建て直しに向け難しい判断を迫られる。