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川に現れたジンベエザメが死んでいるのが見つかった。きのう午前8時ごろ、愛媛県宇和島市の川で散歩をしていた人がジンベエザメを見つけた。体長6メートルほどで、日中は泳ぎ回る姿が見られたものの、潮が引いた午後5時頃にはじっとしていることが多くなっていた。この川にきょう、大阪の水族館「海遊館」の職員が訪れた。海遊館は先月3日、高知県の土佐清水市沖でジンベエザメを放流していて、同じ個体かどうか調査するため。こうした中、きょう午前、市のドローンによる捜索で、川の中央で沈んでいるジンベエザメを発見。海遊館のダイバーが死んでいることと、海遊館が放流した海くんであることを確認した。海遊館・広報チーム・田井康之さんは「回遊経路を調査する、データを収集する機械があるんですが、それを取り付けた跡があったことと、体の模様などから確認しました」と話す。海遊館では、死んだジンベイザメの解剖を行うなどして今後の研究に役立てたいとしている。