イット! しってる?
正月の食卓を彩る縁起の良いおせちやお雑煮。帝国データバンクによると、おせちは牛肉や海産物を中心に高くなっており、価格は3年連続で値上がりをしている。そのような中、街の人からは“おせちが余ったり味に飽きてしまう”という声もある。雑煮専門店「銀座もちふじ」の黒須法明オーナーシェフによる、おいしくて節約にもなる、おせち料理で作る雑煮を紹介。おすすめの具材は、筑前煮や昆布巻きなどの煮物、かまぼこなどの練り物。ポイントは、おせちにすでにしっかりと味がついているため、麺つゆはそばやうどんで使う時よりも薄めにすること。そして鍋を火にかける前に、餅以外の材料を全て先に入れること。最後に餅と一緒に盛り付け、ユズやミカンの皮をのせるとより香りがよくなる。黒須オーナーによると、ほかにもタケノコを炊いたものやチャーシュー、角煮、エビなど、すでに味付けされているものが雑煮のつゆになじむため合うが、数の子や黒豆など甘く味付けされているものはつゆとなじまず向いていないという。利用客(北海道出身、岡山出身)のコメント。SPキャスター・柳澤秀夫は「黒豆や数の子はお酒に合うので早めになくなってしまう。正月は味に飽きるのでいいかもしれない」とスタジオコメント。