”猛暑インフレ”で生活どうなる

2025年8月23日放送 12:44 - 12:51 日本テレビ
サタデーLIVE ニュース ジグザグ ジグザグ考論

止まらぬ猛暑が家計に大打撃。ある試算では猛暑の影響で4人家族の場合、ひとつきあたり最大で食費が1万5000円、電気、ガス代が1万円増加し、月額2万5000円、年間では10万円以上負担が増えるとされている。危険な暑さに企業は今、さまざまな熱中症対策を講じている。炎天下の建設現場で作業員の命を守るため行われているのが三和建設のゼネコンがつくったしおゼリーの配布。2021年から一般販売も開始。6月からの熱中症対策の義務化を追い風に累計 400万本の大ヒット。今では保育園やテーマパークでも取り入れられ、最近では老人ホームからの問い合わせも多い。三和建設執行委員・川口秀夫大阪本店長は「思っていた以上に反響があってびっくり。建設業は日本で一番熱中症が出ている産業。まずはここから熱中症がなくなればいいと考えている」とコメント。
猛暑で食材の価格が高騰し、嘆きの声が止まらない。フレッシュマーケットアオイ青果部バイヤー・西井典人さんに話を聞く。トマトは 前週比約2倍。きゅうり、ナスなど夏野菜の価格がおしなべて上がっている。玉ねぎ、ジャガイモも秋に向けて収穫量が減り、相場が上がる。北海道有数の農耕地の帯広では収穫期を迎えているが、記録的な高温と雨不足で葉や茎が枯れ、今シーズンは十分に成長しきれない芋が目立つ。アグリファッショングループ・橋爪恒雄さんに話を聞く。ジャガイモの卸価格は木曜日時点で1キロあたり184円(東京都中央卸売市場)。異変は秋の味覚にも。青森・弘前市のリンゴ農園では身の大きさが平年並みからやや小さめ。2日の初競りでは過去最高値となった品種もあった。千葉・多古町では元来、亜熱帯の気候を好み、本州ではめったに咲かないというサツマイモの花が咲いた。農研機構・田口和憲上級研究員は「高温、干ばつのストレスに起因。花が咲くのは個体として生存が脅かされているため。緊急的に子孫を残すという意義」とコメント。流通が始まった新米。新潟・柏崎市では今週火曜日に極早生品種の葉月みのりの新米の初検査が行われた。去年の一等米比率94.7%から大きく落ち込み、初日は全て二等米の判定。


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