グッド!モーニング (ニュース)
きのうの東京都心は2日連続で猛暑日。全国でも猛暑日が続出し150地点を超えた。その暑さが私たちの食卓に影を落としている。無惨に変わり果てたきゅうり。さらになすも猛暑の影響を受けていた。収穫量は例年より4割ほど落ち込み、わずかに収穫できた野菜を出荷している。実際に夏野菜の卸売価格は高騰していて、今月上旬トマトやピーマンは平年より、2割から4割高くなっている。さらに卵も去年より4割近く値上がりしている。その影響を受けているのが飲食店。仕入れ値はきゅうりが約3倍、トマトは約2倍。そして卵は約1.5倍に上がった。それでも店は値上げせず踏ん張っている。第一生命経済研究所テクノロジーリサーチャー・柏村祐氏は「猛暑インフレが起きている」とコメント。一般家庭で食費は月8000円から1万5000円、電気ガス代は5000円から1万円増えるとされている。最大で月に2万5000円負担が増えることになる。