ひるおび (ニュース)
小泉農水相が就任したのが5月21日だったが、それから10日で5月31日には備蓄米の店頭販売が始まった。今日の夕方にはスーパーのコメ平均価格が発表される。コメの平均価格はこの2週上がっていて全体では4285円、銘柄米は4469円。今月後半のデータから備蓄米の効果が見えるのではないかと田崎氏は指摘。備蓄米放出についてスピード感はあったが、自民党内からは小泉農水相に対し批判の声も上がっている。しかし、小泉農水相は「農林部会長だったのでルールは存じ上げている。大臣がやることなすこと1つ1つを党に諮らなければいけないといったら誰がやってもスピード感をもって大胆な判断はできない」などと反論。立川志らく氏は野村氏の方が間違っている、批判するならこんな事態を招いた自分たち自民党、国を批判すべきなどとコメント。田崎氏はこれは野村さんが相談を受けていなかったというだけと指摘。小泉さんは森山さんには2000円にする時にも昼間に森山さんに会いに行き発表内容を伝えていたといい、それを森山さんが野村さんに伝えていないだけ、野村さんは蚊帳の外ってだけとコメント。折笠氏は迅速だったのか拙速だったのかはこのあと結果で評価されることなどと指摘。
スピード感という意味では小売業者同士の競争もあった。小売業者の中でも元々、アイリスオーヤマが1番早く販売を開始したいと表明しており、6月2日の販売開始予定だった。ところが、先週金曜日、イオンが6月1日の販売開始を発表すると、アイリスオーヤマは5月31日に前倒し。これを受けてイトーヨーカドーも5月31日の販売開始を表明、ドン・キホーテも6月1日の販売開始を発表。小売業者の販売開始競争について、消費者の手に届くのも早まることから小泉大臣は「これは私も予想していなかった。民間企業の努力のおかげで5月31日に実現ということで関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」などと話していた。小売業者としては社会貢献と備蓄米を集客アイテムとして位置づけているなどと折笠氏は指摘。