「特攻は美談ではない」 若者たちを見送った女性の記憶

2025年5月22日放送 4:21 - 4:25 TBS
TBS NEWS (ニュース)

桜の枝を手にした女学校の生徒たち。太平洋戦争末期、敵の艦船に体当たりする特攻隊の若者を見送っている。彼女たちは後に”なでしこ隊”と呼ばれた。陸軍最大の特攻基地があった鹿児島の知覧。沖縄特攻の飛車のうち、半数近い439人がこの地からの出撃だった。知覧出身の三宅トミさん。特攻隊の身の回りの世話をし、出撃を見送った。高等女学校に通っていた15歳の時のことだった。見送った女学生は特攻機を見られなかったという。今月3日、知覧で開かれた特攻隊の慰霊祭。なでしこ隊の参列は減り続け、今年は三宅さんのみ。桑代照明さんはなでしこ隊だった母親が毎年参列していたが、今年は入院で参列できず。当時の記録が少ないうえに高齢化で体験者が減っているなでしこ隊。照明さんは母親の記憶をもとに語り部をしている。三宅さんも小学校で当時の記憶を語り継ぐ。伝えたいのは特攻のありのままの姿。あの日目にした特攻隊員の最後の姿を胸に80年目の夏を迎えようとしている。


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太平洋戦争北九州市(福岡)知覧(鹿児島)桑代チノなでしこ隊

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