明日をまもるナビ (明日をまもるナビ)
展示を行ったのは内陸にある秋保温泉。食い入るように見ていたのはあの日が卒業式だったという投稿。少年は当時幼稚園に通っていた。ほとんど覚えていないというあの日のことが気になっているという。記憶がなくても写真や動画を通して伝わることが今後何かに役立ってくれると思うことしかできないと綴った。福祉関係の仕事をしているという男性は、幼い娘に本当にこういう事があったということを話していかなければいけないのか、難しいと話した。最後に向かったのは岩手県陸前高田市。津波で多くを失った。投稿をじっくり読まずに帰る人が多かった。陸前高田市で生まれ育った男性は仕事中だったという。慰霊碑には多くの同級生の名前が刻まれ、電話帳に残っているアドレスはそのまま残しているという。3月11日だけは生きなければ、という気持ちにさせられるという。津波で友人や知人を亡くした男性は、命があればなんとかなると話した。