いま 中国で話題の本とは?

2024年6月26日放送 16:12 - 16:21 NHK総合
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中国・北京から中継。前門は城門のひとつで500年余の歴史がある。奥には天安門広場がある。こちらの書店には本以外も売っていて雑貨や文房具もある。今中国ではおしゃれな本屋が人気を集めていてその数も増えている。東野圭吾さん、村上春樹さんなど日本の作家が人気だという。児童図書のコーナーでは「おまえうまそうだな」が売られている。中国で絵本というとイギリスか日本かいわれるくらい人気が高い。ひときわ話題を集めているのが黒柳徹子さんの「続 窓ぎわのトットちゃん」。中国では「窓ぎわのトットちゃん」が2003年に出版され、全世界で2600万部発行されているうち1700万部以上を中国が占めている。書店員によると国語の教科書にも選ばれていたという。中国は大変な学歴社会なのでトモエ学園の教育に接して新鮮さを感じ憧れを抱く人がいるのが人気の背景にある。中国版“トモエ学園”を作った女性も現れた。上海にお住まいの陳潔さんはトットちゃんの愛読者で2004年に上海に自閉症の子どもたちを教える学校を設立した。文字盤を使ったコミュニケーションなどユニークな教育を導入し個性を伸ばしてあげるトモエ学園の教育理念を導入している。中国では自閉症の子どもの多くは通常の学校に通っているが競争社会の中で置き去りにされがちになるため、陳さんはトモエ学園が強調してきた子どもを尊重すること、学びの機会を大切にすることが自閉症の子どもにぴったりだと考えた。先月、続編の出版イベントで黒柳徹子さんも北京の書店を訪れた。黒柳さんは「自分が面白いと思ったことを書いてるだけなんだけども笑いのツボが中国の方に合っていたんじゃないか」と話し、作品が日本と中国がお互いを理解するきっかけになってくれたらとてもうれしいと話していた。


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