モーサテ きょうのマーケット
フィスコNY・平松さんのきょうの予想レンジは156.50~157.50円で注目ポイントは「12月FOMCにらむ」とし、「12月FOMC制作の思惑がドルを左右する。金融政策において雇用状況は重要となる。政府機関閉鎖の影響で古い統計ながら今晩発表予定の9月雇用統計では非農業部門雇用者数は増加の見込み。雇用関連指標では労働市場の減速の兆候もみられる。チャレンジャー10月人員削減数が20年間で最多。ADP週次統計でも2週連続で雇用減少となった。10月雇用統計の発表は中止、11月雇用統計も12月FOMC後の発表と雇用統計の発表が不足するなか政策判断は困難となる。FRB高官数人は利下げに慎重で政策据え置きを指示。他メンバーは今後のデータ次第で判断していく姿勢。一方で12月の保険として0.25%の利下げが必要との味方もある。ただ12月FOMCで0.25%の利下げが決定したとしても少なくとも2メンバーが政策据え置きを主張し反対票が予想され、タカ派利下げとなる可能性が高くドルの買い戻しの動きが年末まで継続すると見ている。」などと伝えた。
