列島ニュース (山口局 昼のニュース)
山口からはアジアの国や地域の旅行会社を招いて、県内の観光地を紹介するツアーが開かれていて、韓国や中国の担当者が山口市の国宝瑠璃光寺五重塔を視察した。このツアーは県が重点市場と位置づける東アジアや東南アジアの旅行会社を招いて、県内の観光地を視察してもらい旅行商品造成につなげようと毎年開いている。今年の視察ツアーには6つの国や地域の32の旅行会社が招かれ、今日午前は韓国や中国などの担当者25人が山口市にある国宝瑠璃光寺五重塔を訪れた。訪れた人たちは色とりどりの浴衣に身を包み、庭園の池をじっくりと眺めたりスマートフォンで記念撮影したりしていた。県インバウンド推進室・井上光宏室長は「円安を背景に訪日外国人観光客がすごく増えていて、ぜひ山口県に来てもらいたい」などと話した。県では山口市が米国の新聞大手ニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52か所」に選ばれたことを踏まえ、欧米の観光客向けにも積極的にPRを進めていきたいとしている。