羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
千葉県の銚子では名物の入梅いわしが豊漁となっている。多いときは1日4000トン以上水揚げされる日もあり、去年の記録的不漁が嘘のような大豊漁となっている。先月の水揚げ量は去年6月の約15倍の3万トン程に上り、質も十分良いという。一方あすの土用の丑の日を前に今年はうなぎの稚魚であるシラスウナギが5年ぶりの豊漁となっている。シラスウナギの採捕量は1963年の232トンをピークに減少傾向にあり、2024年には7.1トンまで減少した。一方今シーズンは約2倍の14.8トンまで増えている。シラスウナギ漁は12月~4月ごろにかけて九州・四国・本州の太平洋側の河口などで行われていて、今年は1kgあたりの取引価格が250万円から130万円まで下落した。ウナギの養殖はデリケートで水質や水温を細かく調整していて、約半年~1年半かけて育てる。シラスウナギの豊漁を受けてスーパーでもうなぎの嚊が下がることが予想され、去年分の在庫処分もかねて価格も安くなっている。