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パレスチナのガザ地区での戦闘が続く中、イスラエルとイスラム組織ハマスの間で停戦と人質解放に向けた協議が再開され、ハマス側が第1段階として34人の人質を解放することに同意したと複数のメディアが伝えた。仲介に当たっている米国・ブリンケン国務長官もこの2週間で合意に至ることを望んでいると期待を示したが、協議が進展するかは、依然として予断を許さない状況。アルジャジーラの報道。イスラエル軍はガザ地区の各地への攻撃を続けており、6日の早朝からこれまでにパレスチナ人17人が死亡した。またガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプで避難民が収容されている学校がイスラエルの無人機による攻撃を受け、パレスチナ人40人以上がけがをした。バイデン政権で中東地域を担当するマクガーク調整官がガザの人質交換取引と停戦に関する交渉に加わるためカタールの首都ドーハに到着した。ブリンケン国務長官は、2週間中にガザでの停戦合意に至ることを望んでいる、バイデン大統領の任期中であれその後であれガザの停戦に至れると信じているとしている。ハマスはロイター通信に対し、イスラエルが提示した締結の可能性があるガザでの停戦合意の枠内で交換する人質34人のリストに同意したと述べた。