コメ不足が深刻化 暑さ対策 進む”脱コシヒカリ”

2024年8月11日放送 4:20 - 4:23 TBS
TBS NEWS (ニュース)

食卓に欠かせないコメが品薄になっている。購入量を制限しているスーパーや、中にはほとんど売り切れている店舗も。実際、スーパーでは去年まで1600円ほどで売っていた埼玉県産のコメが、税込み2679円に、1.6倍以上の値上がり。コメ不足の原因の一つは去年の猛暑。気になるのは今年の新米。コシヒカリを育てている農家に出来を見せてもらった。暑さのせいで米が白くなる乳白粒という現象。専門店は今年もコシヒカリは不作になると予測している。コシヒカリは暑さに弱い品種。10年前は収穫した8割が一等米だったにもかかわらず、去年は暑さのせいで5割まで落ち込んでいる。作付面積トップのコシヒカリの割合は年々減少。代わりに増えているのが暑さに強い新たな品種。暑さの中でも非常によく仕上がってできたお米には、佐賀のさがびより、島根のきぬむすめ、他にも京都の京式部や、新潟の新之助など、各地でコシヒカリだけに頼らない新たな品種の栽培が増えている。お茶漬け店では新潟の新之助を使用し、価格も品質も安定しているという。実際、新之助は去年の猛暑の中でも9割が一等米だった。脱コシヒカリの動きは今後も加速していきそうだ。


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