コロナ禍が生んだ起業ブーム続く

2025年2月7日放送 6:44 - 6:52 テレビ東京
モーサテ パックンの眼

パックンの解説。テーマ「コロナ過で生まれた企業ブームは継続中」。2023年は史上最多の新事業の申請件数になった。背景にあるのはビジネスの環境が整っている。広報、経理、人事、マーケティング、リサーチ、物流管理など商売に必要な作業は自分の自宅で出来る。AIも手助けをしてくれる。ビジネス側も商売側も無店舗で人と直接会わなくても信頼し合えるようになっている。コロナ過でリモートワークをしてその便利さに気が付いた人は多い。またリストラされた人も多い。企業が多い業種は自分のアイデアや趣味を生かして自宅で商品を販売する無店舗型の小売業者、専門サービス(コンサルティング)や知識的なビジネスも増えている。過去にはリーマンショック後にも企業者数は増えた。2009年ウーバー、2008年グルーポン、クラフトビールなど。クラフトビールはアメリカのビール市場の25%300億ドルの売り上げがある。2023年新規事業申請件数のランキング1位ワイオミング州、2位ニューメキシコ州、3位デラウェア州、4位コロラド州、5位ケンタッキー州、6位ニューハンプシャー州、7位カリオルニア州、8位モンタナ州、9位オレゴン州、10位ミネソタ州。デラウェア州やワイオミング州は所得税がない。ニューメキシコ州は匿名性を守る。アメリカ人は起業することに恐れない。失敗してもチャレンジする。エジソンは“失敗していない、うまくいかないやり方を1万通り見つけただけだ”とした。ビル・ゲイツ氏はTraf−O−Dataを設立した。道路交通量をモニターし情報分析できる装置を開発した。初めてのプレゼンで装置が機能せず会社は解散した。GoPro創業者・ニック・ウッドマン氏は1999年にゲームとマーケティングプラットホームを組み合わせた事業を始めた。390万ドル以上の資金を集めたが2年で廃業した。きょうのパックン視点は「Entrepreneurial Epidemic!」。激動している世の中で新しいニーズも生まれている。そのニーズにこたえる新しい商品、新しいシステムを生み出す新しい企業。固定概念や既得権益にとらわれず失敗も恐れず新しい道を切り開き続ける起業家。アメリカは中小企業中心の経済だった。今は大手企業に切り替わっているなどとパックンはトークをした。


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