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いろいろな活用方法をローカル鉄道各社が工夫している。和歌山の貴志川線ではネコの「たま」が駅長を務める。たま駅長のグッズも出ていて、海外からの観光客にも人気だという。さらに和歌山電鉄では車両デザインを工夫していて「たま電車ミュージアム号」や「いちご電車」など、有名デザイナーの水戸岡鋭治がデザインを担当していて、車両も人気があるという。新潟北越急行の「ほくほく線」では7割がトンネルのため、その区間も楽しんでもらおうと、トンネルに入ると車両の天井に映像が映し出されるという。池田は通学でこの電車を使用していたとし「通学でこの電車に乗り合わせるとびっくりする」などとした。他にもイベントを開いて盛り上げるというローカル鉄道もあった。神戸電鉄では「神戸ディスコトレイン」という、車内でディスコを再現して走行中の車内で踊って楽しむといったイベントが行われた。銚子電鉄では「お化け屋敷電車」という体験型のイベントも行われた。及川は「ローカル鉄道は人口減少に加え、コロナ禍によるリモートワークで経営スタイルが崩れたというのもある。国は去年、赤字続きのローカル鉄道の存続を協議する機会を国が設置できるようにする法律を施行した」などとコメントした。