しゃべくり007 球界のレジェンドが初登場!今では考えられない昭和の野球SP
かつての野球ではよく見られた乱闘。当時は世界大会などがなく、相手チームの選手と仲良くすることはタブーだったそう。87年6月11日に行われた巨人vs中日の試合では、巨人の助っ人クロマティ選手がデッドボールに怒り投手を殴ったことを契機に大乱闘に。観客もグラウンドに降りてくるなどパニックに。こうした乱闘時ではベンチの選手全員に参加する義務があり、行かないと罰金が科されるんだそう。
94年5月10日に行われた巨人vsヤクルトの試合。長嶋は判定を巡って審判にぶつかるなどし、現役時代で唯一の退場を経験。93年6月8日の試合では、宮本が古田(ヤクルト)にデッドボールし異一触即発の空気に。乱闘にはならず試合再開も、宮本のクロスプレーを契機に乱闘騒ぎに。試合は13分にわたって中断。
かつて、地方球場での試合時には子どもがグラウンドに降りてくることがよくあったんだそう。やじのほか、ブルペンから残飯やビールなどが飛んでくることもあったそう。ビールの売り子にやじられることもあり、選手が殴りかかろうとした事案もあったと長嶋は話す。
かつて大人気だった巨人。遠征時にはファンやアンチに囲まれることもあったそうで、逆転負けの際には襲いかかってくるファンもいたんだそう。選手が乗っているバスをファンに揺らされたことも。
長嶋の現役時代の映像を紹介。ヤクルト入団1年目で初ヒットにして初ホームラン。当時は「たまたま当たった」という感触だったそうで、投げていたガリクソン選手への恐怖もあったと明かした。このあとも活躍する自信があることからホームランボールはもらわなかったというが、現役通算で18HR。大谷翔平が50-50を達成した際のホームランボールが6.6億円で落札されたことにちなんで、3人のホームランボールにどれほどの価値があるかこのあと紹介。