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石破茂総理大臣が続投の一番の理由としてあげた日米関税協議。25%関税が迫るなか先週土曜にはキーマンのベッセント財務長官が大阪・関西万博を視察、赤沢大臣がつきっきりでアテンドしたが進展はなかったということ。参議院選で大敗する中赤沢大臣はきのう8回目となる関税協議に臨むためワシントンに向け出発した。政権土台が揺らぐ中アメリカメディアは「与党が重大な敗北を喫した。厳しい関税措置を目前に控える中交渉に混乱が生じる危険性が高まっている」などと報じた。日本時間きのう午後11時すぎにワシントンに到着した赤沢大臣は選挙大敗の協議への影響について「(懸念の)声はどこからあがっているのでしょうか?メディアは私の交渉相手ではなく米側の閣僚」などと話した。7回目の渡米の際は滞在を延長したがベッセント財務長官と面会できなかったが今回も具体的なアポイントメントが取れているかは明言しなかった。野村総合研究所の木内氏は「日米関税協議についてもともと野党から全く違ったアプローチを求める声もあまりなかった。選挙で負けたから日米協議の姿勢を変えることにはならないので基本的には大きな影響はないかと思う」とした。