午後LIVE ニュースーン (ニュース)
ピノノワールの原産地、フランスのブルゴーニュ地方。ここで300年続くワイナリーの代表、エティエンヌドモンティーユさん。ピノノワールの育ち方の変化に危機感を抱いてきた。ドモンティーユさんは大学にも協力を求め、世界各地の気温や降水量を徹底的に調査。新たな栽培場所がないか探し続けていた。そして選んだのは函館だった。ことしの夏にオープンしたワイナリー。南向きの斜面があり、風通しがよく、年間を通して涼しい函館。条件がすべてそろっていた。さらに適した環境にするため近くの業者からもらったホタテの貝殻などをまいてアルカリ性の土壌を作り上げてきた。地域ならではのミネラルが味わいにつながるから。ピノノワールの新たな産地として世界から注目される北海道。地域に可能性が広がっている。