めざまし8 得するウォッチング!
好適環境水によりベニザケの陸上養殖に世界で初めて成功した。ベニザケは生まれてから数年間川で過ごしその後、海で約3年過ごす生態であるが病気に弱い。アニサキスに感染するリスクはゼロになり病気が抑制されることで刺し身でも食べられるようになった。現在、岡山理科大学とNTTが共同し福島県や宮崎県でも好適環境水を使った養殖が行われている。去年福島ではベニザケが販売され、生食用が人気で完売した。宮崎県では世界最大級のハタタマカイの養殖が行われ、今年2月に世界初の陸上養殖の成功を発表した。タマカイは主に熱帯域に生息する高級魚で乱獲によってその数が減少していて絶滅危惧種に指定されている。研究室の学生が初めて試食した。宮崎県都農町ではタマカイをふるさと納税の返礼品にする。
海のないモンゴルの首都ウランバートルで好適環境水を使ったタイガージャイアントグルーパーの養殖に成功した。好適環境水が普及していくためには養殖を行うための特殊な水槽と常時水温調節などが必要で設備やコストが課題である。