news every. なるほどッ!
テーマは「『売れたもの』で振り返る2025年」。街の人にたくさん買ったものを聞くと、「ブロッコリー、ほうれん草、野菜の冷凍食品を買う頻度が増えた」「牛乳。子どもたちが好きな銘柄が決まっている」「口紅は自分で選んでも実際につけたら全然ダメで続けざまに4本買った」などの声が聞かれた。
今年売れたものランキングTOP15(インテージ調べ)。15位は「春雨・くず切り」。今年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「麻辣湯」は主に麺が春雨として使われている。都内のお店ではボールに好きな具材を好きなだけ入れるスタイルで、グラムによって値段が変わる。辛さや麺も自分好みにできる。20代~30代の女性を中心に幅広い世代から人気。専門店「七宝麻辣湯」は国内53店舗あり、今年だけで34店舗オープン。14位「使い捨てカイロ」は海外からの旅行客が求めた。2位「カルシウム剤」、8位「リップクリーム」、9位「ハンド&スキンケア」、11位「美容液」も海外からのニーズで売れた。10位「トマトジュース」は天候の影響で値段が乱高下したトマトの代替品や健康志向などで売れた。5位「レギュラーコーヒー」、3位「インスタントコーヒー」は販売数量は去年より下回っていたが、大幅な値上げをしたため上位に入ってきた。1位「コメ」は価格が上がったため金額ベースで伸びたと考えられる。
先週金曜日に発表された全国のスーパーのコメ平均価格は4321円。前年同時期は3469円。(農水省調べ)。先週、サトウ食品は「サトウのごはん」を来年3月から約12%値上げすると発表。「サトウのごはん」の値上げは今年3度目。去年と比べて販売金額が減少したもの1位「検査薬」、2位「オートミール」、3位「防水・撥水剤」。(インテージ調べ)。関東から九州で夏以降、雨が少なく梅雨が早く明けた地域も多かったため、防水・撥水剤の販売額が減少した。
