首都圏ネットワーク (ニュース)
ふるさと納税による住民税の流出額が今年度、50億円余りに上った杉並区は来年度以降、新たな返礼品を追加する検討を始めることになった。杉並区では区民がふるさと納税を利用してほかの自治体に寄付することによる住民税の流出額が今年度はおよそ53億3000万円と23区で5番目に多くなっていて住民サービスの低下につながるとして国に制度の抜本的な見直しを求めている。区への寄付に対する返礼品についても過度な競争は避けるべきだとしてこれまで障害者施設で作られた菓子など就労支援につながるものに限定してきたが来年度以降は新たな返礼品を追加する検討を始めることになった。具体的には地域の魅力の発信や経済の活性化につながる商品や体験型のサービスを想定していて昨年度、およそ2000万円にとどまった区への寄付額を少しでも増やしたいとしている。。
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