首都圏ネットワーク それ、“闇バイト”じゃない?
先月1日の未明に埼玉県所沢市の住宅で発生した強盗傷害事件。実行役らは午前2時ごろ80代の夫婦が寝ている住宅の1階のドアを何度かたたいたあと勝手口のガラスを割って押し入った。ドアをたたかれる音に気付き目を覚ました夫はすぐに110番通報。通報を受けた警察が急行し夫婦は保護されて病院へ。実行役らもすぐに身柄を確保された。首都圏で相次いでいる闇バイトによる強盗事件は住人は脅されたうえで体を縛られるなどして警察に通報できない状態にされてしまっている。所沢の事件では状況がよく分からない段階でも住人が機転を利かてすぐに110番通報していたため警察がいち早く駆けつけることができた。寝るときには枕元に携帯電話を置いたり家の固定電話の場所をあらかじめ確認したりしておけばいざというとき慌てずにすむ。侵入かもですぐ110番。犯人たちと鉢合わせしてからでは間に合わない。不審な物音を聞くなどしたら状況が分からなくてもためらわずすぐに110番通報を。