イット! (ニュース)
東京・千代田区にあるチキン南蛮専門店ひむか食堂は鶏むね肉の価格高騰に頭を悩ませている。農水省が発表している都内で取引された月別の鶏むね肉の卸売価格は今年は例年に比べ価格がはね上がっている。この店ではウクライナ侵攻後に調理油高騰に加え、鶏むね肉も高騰したことから、この2年間で4回定食を値上げせざるを得なかった。ひむか食堂・竹本寛代表取締役はむね肉の価格高騰の理由の一つをダイエットブームでむね肉をサラダチキンのようにゆでて食べることと推測する。千葉県内のスーパーでは値段を理由に鶏むね肉を求める人の姿があった。ジャパンミート精肉部・仲田耕一さんは「もも肉よりむね肉の方がお買い求めしやすい値段になっているので、むね肉の売れ行きが少し上がってきている」と話した。
