サンデーモーニング (ニュース)
8月末が販売期限だった備蓄米は契約済みの3分の1にあたる10万トンが未出荷となっている。農水省によると、遅れの主な要因は古い備蓄米の品質確認だという。農水省は結果的に販売期限を延長せざるを得なくなった。農水省は市場に米を溢れさせて価格を引き下げ、新米の値段が下がりすぎないようにするために販売期限を8月末としていた。ただ新米を含む銘柄米の平均価格は5kg4239円と高止まりし、備蓄米による値下げ効果は見て取れない。小泉大臣は販売期限延長について「これで随意契約の備蓄米はやめますとなったらさらなる高騰のトリガーを引いてしまう」などと話した。