入社9ヶ月で社長に上り詰める 平成のシンデレラストーリー

2025年1月30日放送 23:28 - 23:37 テレビ東京
カンブリア宮殿 カンブリア宮殿 絶滅危惧種バーガーチェーンの逆襲!

藤崎は21歳で結婚し23歳で母となり専業主婦を続けていたが、39歳の時に夫が病に倒れた。家計を支えるために専業主婦だった藤崎は、初めて社会に出て働くことに。その人生初の就職先は渋谷109のアパレルショップ。藤崎はギャル全盛期の2005年にギャルファッションのショップで店長として働き始めたがほとんどのスタッフは10代のギャルだった。次に選んだ現場はサラリーマンが集う新橋。ニュー新橋ビルはおよそ300店が軒を連ね、藤崎が向かった場所はそらきという看板が。44歳で居酒屋をオープンし女将に。今も人気店でなかなか予約が取れないほど。店を仕切っている女性は、109時代に一緒に働いていた仲間。この店の人気メニューは厚焼きたまごだが藤崎が考案したものでそのレシピは手作り厚焼きたまごバーガー。2017年5月に常連客で企業再生を手がける役員が藤崎にドムドムハンバーガーのメニュー開発をしてくれないかと声をかけてきた。藤崎は非常勤でドムドムフードサービスに入社。するとその働きが評価され、すぐに正社員。スーパーバイザーとして各地の店舗を飛び回り、幹部社員になり経営会議も出席。その会議で藤崎が感じたのは具体的な話をするべき、親会社は企業再生をするために運営をしている会社なので再生しようという意気込みがすごいが、しかし会社がどこに向かっているのか?ドムドムがどうなったらいいか?などそういうものは見えて来なかったという。
そこで藤崎は親会社の役員に電話をかけて日頃思っていることを口にした。もっと意見を言える立場にしてほしいと述べ続けた。ある日親会社から呼び出され、ドムドムフードサービスの取締役になってほしいと言われ社長に。入社9ヶ月目にして社長に就任し親会社はドムドムハンバーガーを藤崎に託した。藤崎は渋谷109や新橋の料理店での経験が全てドムドムに生きているのか?と、聞かれお客目線でこだわらない心、チャレンジングな気持ちは生かされたという。そして突然社長になってしまった藤崎だが親会社に意見をし、取締役になってほしいと言われたときは嬉しかったがまさか社長になるとは思わず、椅子から転げ落ちるほどびっくりしたという。また飲食チェーンは店舗数の多さが成功と言われるが藤崎はチェーン店の店舗数の目標値などはお客に関係ない数字で、お客に還元するものが多くなり原価率が低くなり商品は安くなるが自分はお客にとってのオンリーワンの店舗になりたいと語った。 


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