出生率1.20 過去最低 東京都は0.99でワースト/少子化の要因言及「様々な要因絡み合う」/“異次元の少子化対策”足りないものは?/未婚率 過去最高に 高い結婚へのハードル/日本 結婚が出産の前提 未婚率と少子化が密接に/危機感から各自治体が本気の婚活事業へ/女性にとっての負担 社会でどう減らすか/自治体の婚活事業 全国22県に拡大へ/東京都が独自開発 婚活アプリ内容は

2024年6月7日放送 12:35 - 12:50 TBS
ひるおび! (ニュース)

2023年の出生数が72万7277人と過去最少に。1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す合計特殊出生率は1.20と過去最低。東京都は0.99と全国で初めて「1」を割った。婚姻数の推移は2023年に47万4717組と初の50万組割れ。結婚した夫婦が持つ子どもの数を示す「完結出生児数」は、1970年代から2.2前後で推移、2021年も最低値を更新したものの1.9と大きな変化なし。背景には、日本は婚外子が少なく、少子化の主な要因の一つが未婚化。国立社会保障・人口問題研究所によると、2020年の「50歳時の未婚率」は、男性約28%、女性約18%、増加傾向。ひるおび!LINEアンケートを実施(20歳以上1541人が回答)。Q.結婚願望はありますか?「ある」44%・「ない」56%。「結婚したいが子どもは経済面で心配」「名字がかわると手続きが大変」との声が。Z世代(15~24歳)結婚観に関する意識調査(SHIBUYA109 lab.調べ)。Q.結婚願望はありますか?「したい及びできるだけしたい」約58%、「ない及び慎重に考えたい等」約41%。「結婚は楽しそうだけど出来ないことが増えそう」「人生のゴールは結婚じゃなくていい」等の声が。長田氏は「20代の賃金も低くなっていて、現実と照らし合わせると、結婚したいと思っても生活できるかとか、子どもを育てることに不安を感じてしまう。SNSで結婚生活や子育ての状況も分かっているので、そこを見ているとハードルが高くなってしまうのなとも思う」等と指摘。白河氏は「若者は結婚や出産の後に経済的な不安を感じ、リスクが多いと思っている」等と指摘。
去年10月までの1年間に結婚した夫婦が回答、夫婦の出会いのきっかけは?「マッチングアプリ」25%、「職場の同僚など」25%、「友人・知人の紹介」13.5%、「学校の同級生など」9.4%、「婚活パーティーなど」7.3%。東京都が”婚活アプリ”スタート。夏にも実用化するAIマッチングシステム「TOKYOふたりSTORY」。対象は、都内在住の在勤・在学、結婚を希望する18歳以上の独身の方。特徴は、AIによる紹介、独身証明書・本人確認書類などの提出で安心な出会い、スタッフによるオンラインでの相談支援。”AI婚活”導入自治体は岩手・秋田・宮崎・鹿児島など22県。白河氏は「地方は人口減が深刻なので、20年ほど前から出会いサポートに力を入れている」と指摘。


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