千葉県香取市 大量廃棄のマッシュルームを救え

2024年9月21日放送 16:31 - 16:54 テレビ東京
お助け料理人〜“もったいない”から新名物!!〜 “もったいない食材”から町の新名物へ

ザ・マミィの酒井がやってきたのは千葉県香取市。和食料理人伊藤慧さんと向かったのはマッシュルームの製造工場。おうかがいした芳源マッシュルームは国内トップシェアを誇る生産会社。マッシュルームは1964年の東京オリンピックが栽培が広がるきっかけになたという。24時間適切な温度などが求められるマッシュルーム栽培。新鮮であれば生でも食べられるのだという。しかし1日で100キロから200キロが廃棄になるのだという。年間で400トンにもなるというマッシュルームの廃棄、その理由は成長しすぎて傘が開いてしまうからだという。実はマッシュルームは傘が開いていたほうが美味しいが、収穫段階で傘が開いていると物流の段階でさらに傘が開き、美味しさのピークが過ぎてしまうという。400トンの中で成長しすぎてしまったものは10トンほど。注文数などの関係でどうしても廃棄が出てしまう。家畜の餌にする方法も考えたが、低カロリーのためうまくいかなかった。廃棄になったマッシュルームは肥料にするしかないのが現状。そこで地元で消費すれば廃棄は減らせるだろうという。伊藤さんはマッシュルームを主役にする食材であることから、新メニュー開発は困難だという。そこで2人は他に地元の名物を探すために外に出ることに。
マッシュルーム料理のヒントを探すために、香取市の佐原に。ここの地域は飲食店が多い。地元のラーメン店へ。ここで伊藤さんは麺料理も良いのではと思いつく。続いて佃煮で有名な「正上」というお店へ。名物の佃煮を食べ、伊藤さんは煮込み料理も良いのではと発案。さらに和菓子店「御菓子司 虎屋」でとらやきを食べると伊藤さんは和菓子という可能性を考える。伊藤さんはここからお店で料理を考える。
新メニュー発表当日。伊藤さんはスイーツ3品、一品料理3品を作るという。選ばれ名物料理は道の駅で 販売される。まずは魚のすり身・大和芋などで作った生地でマッシュルームを包む。これを油で揚げるとマッシュルームさつま揚げを作る。他にもマッシュルームを使いはんぺんなどを作る。おでんを作るという伊藤さん、出汁もマッシュルームを活用。鰹出汁と昆布出汁と合わせていく。ここにおでん種を入れていく。


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