めざましテレビ NEWS
ホンダと日産自動車はきのう会見を開き、経営統合に向けた協議を開始することに合意したと発表。実現すれば販売台数世界3位のグループが誕生することになる。来年6月までに最終契約を結ぶ予定で、2社の親会社となる持ち株会社を設立。取締役の過半数と社長はホンダから指名、選定予定。海外の新興メーカーにEV・自動運転分野で遅れる中、ホンダと日産のブランドは維持しながら相乗効果を生み出したい考え。三菱自動車は2社の協業への参加を検討し、来年1月末をめどに結論を出すとしている。こうした中、逃亡先のレバノンでオンライン会見を行った元日産自動車会長・カルロスゴーン被告は「ホンダと日産の補完性は感じられない。同じ分野に強く、同じ分野に弱い。(経営統合は)私にはあまり良くなく思える」などと語った。2社はEV、ハイブリッド車の相互補完や、生産拠点の相互利用による効率化などを進め、営業利益3兆円を超える会社を目指すとしている。