首都圏ネットワーク (ニュース)
今月の東京地区の卵の卸売価格は夏の猛暑の影響で供給が減っていることなどから3か月連続で上昇した。今月に入ってから鳥インフルエンザの感染が相次いで確認されていて今後の影響も懸念されている。埼玉県越谷市のスーパーでは卵の販売価格を先月よりおよそ30円、値上げした。卵の卸売価格の目安となるJA全農たまごの今月の東京地区の平均価格はMサイズ1キロ当たり275円で先月と比べて19円上昇した。前の月を上回るのは3か月連続。農林水産省によるとニワトリは暑さに弱く猛暑の影響で卵を産む数が減ったほか外食チェーンの需要が増えていることなどが主な要因。また懸念されているのが鳥インフルエンザで、今月に入って各地で感染が確認されている。