- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月
オープニング映像と挨拶。
今月の東京地区の卵の卸売価格は夏の猛暑の影響で供給が減っていることなどから3か月連続で上昇した。今月に入ってから鳥インフルエンザの感染が相次いで確認されていて今後の影響も懸念されている。埼玉県越谷市のスーパーでは卵の販売価格を先月よりおよそ30円、値上げした。卵の卸売価格の目安となるJA全農たまごの今月の東京地区の平均価格はMサイズ1キロ当たり275円で先月と比べて19円上昇した。前の月を上回るのは3か月連続。農林水産省によるとニワトリは暑さに弱く猛暑の影響で卵を産む数が減ったほか外食チェーンの需要が増えていることなどが主な要因。また懸念されているのが鳥インフルエンザで、今月に入って各地で感染が確認されている。
新宿区の歌舞伎町では先ほど午後5時から条例に基づいて路上飲酒を禁止する措置を始め区によるパトロールも行われている。パトロールでは路上飲酒をしている人を見つけると路上で飲まないよう指導し酒の缶を回収するなどしていた。さらに去年のハロウィーンの際に多くの人で混雑した通称、トー横と呼ばれるエリアの周りを囲いで覆って立ち入りを禁止したほか周囲のコンビニなどに酒の販売の自粛も要請した。午後5時半時点では混雑しているものの仮装して歩く人の姿はほとんど見られなかった。また渋谷区は多くの人が訪れることで雑踏事故などが起きるおそれがあるとして去年と同様にハロウィーン目的で渋谷駅周辺に来ないよう呼びかけている。そのうえで条例に基づいて渋谷駅周辺での路上飲酒を禁止するとともに酒の販売自粛も新宿区と同様に求めている。2つの区はあすの午前5時までこれらの対策を行うことにしている。
足立区は東京の北部に位置して人口は23区で4番目に多い70万人。かつて区が行った調査では治安が悪いとか汚いとかそういった声が多く聞かれた。ところが実際に足立区を訪ねるとそのイメージが一変していた。
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街で足立区のイメージについて聞くと「治安に不安がある」という声がきかれる一方、ある会社員からは「北千住を中心にバージョンアップしている」結婚以来足立区に住む女性も「綾瀬がすごくひらけた」という声が聞かれた。多く聞かれた意見が利便性の高さ。区内には1960年代になると公営団地が次々と建設され人口が増加。それに伴い鉄道の整備も進んだ。1962年には地下鉄日比谷線が北千住まで延伸。その後も2005年のつくばエクスプレスなどが次々と開通した。8つの路線が乗り入れ埼玉や千葉、都心へのアクセスが格段に改善され、今では選ばれる街になってきた。さらにある親子は「給食がおいしい」というちょっと意外な足立区の魅力を教えてくれた。区のすべての小中学校は今、少なくなってきたそれぞれの学校で調理する自校式を開催。栄養士が品質を管理しルーやソースも手作りで、そのおいしさは都内のコンビニで期間限定で商品化されたほど。
足立区で30人の街の人にイメージを聞いた結果、プラスのイメージを持っている人は20人、マイナスのイメージを持っている人は10人だった。区外に住む人はマイナスのイメージを口にする人が多かったが区内に住んでいる人や若い世代の方はほとんどプラスのイメージを口にする人が多い印象だった。実際のところ、区内の刑法犯認知件数は平成18年から4年連続で23区でワースト1だが、今ではピーク時から7割余り減少してワースト1位からも脱却しているという。インタビューを担当した渡邉千恵記者は「正直初めて行ったときは本当にかなり活気があるという街の姿にかなり驚いた。」とコメント。中でも目についたのが若い世代で、そこに足立区の変化のヒントがあった。足立区では2006年以降大学の誘致を積極的に進めた。その結果、東京藝術大学、東京電機大学などが次々にキャンパスを移し今では6つも大学がある。その効果を地元の人たちも実感しているという。さらに「充実した公園」をあげる女性もいた。足立区の公園の面積は東京23区で2番目の広さを誇る。区はみずから公園天国と呼んでその環境のよさをアピールしている。2年半前に引っ越してきたこの女性、足立区は子育てに向いていると話した。若者が増えてさらに子育てもしやすいというのが今の足立区のリアルだという。冒頭で紹介した「ワケあり区」というイメージ戦略は本当は住みやすい街にどんどん変化してきたのにまだマイナスイメージを持つ区外の人たちにもっとその魅力を知ってほしい。つまりこの街のいい理由を知ってほしいというねらいがある。
視聴者から投降された「#わたしのいちオシ」が紹介された。
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関東の気象情報が伝えられた。
日本喜劇人協会の新会長にタレント・山田邦子さんが就任。東京・浅草で11代目の会長に就任した山田邦子さんの記者会見が開かれ、「気負わずに、みんなに助けてもらいながらやろうと思う」、大村崑さんは「喜劇の大きな花を咲かせてほしい」と語った。日本喜劇人協会は前会長・小松政夫さんが4年前に亡くなってからコロナ禍の影響もあり活動は休眠状態に。山田さんの就任を受けて今後は公演や情報発信などの活動を再開する。
ふるさと納税について、東京都税制調査会は「廃止を含め制度の抜本的な見直しを行うべきだ」などと指摘する調査報告をまとめ、都に提出。報告によると今年度の都と都内区市町村の住民税の控除額は約1900億円。報告は住んでいる地方自治体に納めるべき個人住民税を別の地域に移転させる仕組みで受益と負担の関係をゆがめる制度であることや、返礼品がインターネット通販化され寄付とはかけ離れた利用が常態化していることなどを問題点として挙げている。東京都千代田区は「増加傾向が続くふるさと納税による住民税の流出を見過ごせない」として返礼品の提供を今月から始めた。千代田区は通勤通学などで来る人も多く、区内のレストランやホテルで使えるデジタル商品券や区の歴史や文化を感じられる体験メニュー、食品などを返礼品とする。千代田区は住民税の控除を受ける人が増え、令和6年度には区民税の1割にあたる約20億円が流出。
女性職人の道を切り開いてきた伊藤睦子さん、ハンコ職人。木の枝で作られている。インバウンドにも対応。3つの壁を乗り越えた女職人の挑戦の人生からパワフルに生きるコツを教えてもらう。東京・浅草。戦後父親が始めたハンコ屋で18歳のときに職人の道を歩み始めた。手彫りにこだわって61年。第1の壁、機械化の波。1980年代、安い既製品が普及し始めると高価な手彫りのハンコは売れなくなった。このとき思いついたのが木の枝を使った小枝印鑑。2つ目の壁、男社会。デパートのイベントでは伊藤さんの陳列台だけ準備されていないなど嫌がらせを受けることも。男社会に風穴を開けるため江戸女職人の会を結成し会長に就任。切子職人や陶芸職人などと女職人展を企画。3つ目の壁、新型コロナ。海外旅行客からの収入がなくなり大打撃。ブルーインパルスのスモークを見て新しい書体「翔印体」を生み出す。
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全国的にも珍しい石が主役のイベント「いばらきストーンフェスティバル」が今週末に茨城県笠間市で開催される。茨城は石の一大産地。笠間市稲田地区の「稲田石」、桜川市の「真壁石」を紹介。東京にある国宝「迎賓館赤坂離宮」、日本橋に使われている。稲田石と真壁石は世界を代表する天然石材遺産に認定。
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任期満了に伴う栃木県知事選挙が告示され、6期目を目指す現職と新人のあわせて2人が立候補。立候補したのはいずれも無所属で、6期目を目指す現職で自民党県連と公明党県本部が推薦する福田富一氏、共産党が推薦、社民党県連合が支持する元とちぎコープ生協専務理事・針川佐久眞氏。選挙戦では特に若い女性の都心への流出が進み、県内8つの市や町が有識者から消滅可能性自治体と指摘される中、若年層の流出をどう食い止めるかや現職の5期20年にわたる県政運営への評価や多選の是非などを巡って論戦が交わされる見通し。栃木県知事選は来月17日に投票が行われ即日開票される。
横浜市・馬車道から中継。横浜が開港して商業が栄えた街。明治から昭和初期にかけての建物が残り、歴史博物館や大学などとして使われている。10月31日はガスの記念日。馬車道などで明治5年のきょう、日本で初めてガス灯に明かりがともった。きょうから4日間「馬車道まつり」が行われている。馬車や人力車に乗る事ができるほか、ドレス姿の人たちと写真を撮ったりチェス体験もできる。スタンプラリーも開催。スタンプを集めるとアイスクリームがもらえる。
全国の気象情報が伝えられた。
きょう伝えたニュースのラインナップが紹介された。
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