困惑 ”寿司ピンチ”コメも魚も高値で

2024年9月9日放送 18:08 - 18:13 日本テレビ
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魚の仕入れ価格の高騰などで街の寿司店やスーパーのお寿司に影響が出ている。今年、寿司店の倒産が増加していて、取材したお店では赤字覚悟の価格だと頭を悩ませていた。神奈川・横浜市のスーパーセルシオ和田町店では魚の仕入れ値に加え、今年に入ってシャリの白米も値上がり。高値の「穴子」に代わって安く仕入れられた「うなぎ」にネタを変更。この店の最安値である1パック税抜き680円の価格を維持している。2年前に一度店頭価格を値上げすると客足が激減したため、簡単に値上げする決断ができないという。
東京・八王子市の寿司店・淳ちゃん寿司の人気は「海鮮丼」1500円。魚の仕入れ値が以前に比べ、5倍以上に上がっているものもあるため、赤字覚悟の価格だという。さらに大将が今、頭を悩ませていたのが後継者問題。ゆくゆくは店で働く弟子に店を継いでもらうつもりだが、魚の仕入れ値や光熱費の上昇がネックになっている。周りの街の寿司店でも後継者不足などで5店舗ほどが閉店。
きょう発表された帝国データバンクの調査によると、8月の企業の倒産件数は過去10年で最多。中でも飲食店が大幅に増加。また、東京商工リサーチによると、すし店の倒産が深刻。大手回転寿司チェーン・くら寿司では円安などの影響で輸入の魚の仕入れ値が上昇。特に輸入サーモンの仕入れ値が2〜3倍になっている。円安の影響を受けづらい国産のネタ数を拡大中。去年から各地域でとれた魚をその地域の店舗で販売する取り組みを開始。埼玉県の店では「三浦半島炙り釣り金目鯛」を提供。また、AIが自動的にエサを与えた「はまち」や「熟成真鯛」も提供。適量なエサを与えるため、高騰するエサ代を節約できたり、人件費を抑えたりすることが可能になった。こうした取り組みで国産魚のコストの上昇を抑えた結果、扱う国産の種類は拡大。以前は約30種類だったが、今は輸入よりも多い約130種類まで増えた。


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