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1974年11月14日に運転を開始した高浜原発1号機は、現在運転中の原発では最も古く、きょう、国内の原発では初めて運転開始から50年を超えた。運転の長期化に伴って安全性の確保が課題で、高浜原発1号機では原子炉内の構造物を取り替える大規模な工事を行うことや、取り替えが難しい原子炉容器の劣化状況を調べる試験を行うことなどを決めている。去年5月の法律が改正で、原発の運転期間は原子力規制委員会の審査などで停止した期間を除外し、さらに延長できるようになり、高浜原発1号機は関西電力が申請して認められれば、初めて60年を超えて運転する可能性がある。