サンデー・ジャポン (ニュース)
小泉進次郎コメ担当大臣が「緊急輸入も含めてあらゆる選択肢を私は持って向かいたい」と発言。備蓄米が底を尽きたら海外から追加輸入する方針をしめした。価格高騰の要因としてあげたのが流通経路のブラックボックス。今週木曜日、2021年度産の古古古米の販売がコンビニでスタートした。ローソンでは東京と大阪それぞれ5店舗で1kg389円、2kgで756円、10袋ずつ販売。ファミリーマートには小泉大臣が視察に訪れた。小泉大臣は「契約完了から店頭に並ぶスピートの速さ」とコメント。随意契約の備蓄米放出。91万トン中61万トンを競争入札や随意契約で放出した。東京港醸造の寺澤善実は「おコメが高いから廃業しようかというお蔵さんもある」とコメント。一部の農家は酒米から主食用米にシフトチェンジ。酒米は今秋の収穫分は値上げが予想されるという。小泉大臣は残っている備蓄米の一部を日本酒などの加工用として放出を検討している。真ん中に心白という白い部分があるのが酒造好適米の一番の特徴。酒米のように水や麹菌を浸透しやすくするには新たなテクニックが必要。なぜコメは価格高騰しているのか。小泉大臣が問題しているのが流通経路。きっかけはドン・キホーテ運営会社PPIHの提言。一次問屋は新規参入が難しく、二次問屋、三次問屋は参入しやすく利益目的の業者が横行していると主張。