羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
石破総理は昨日、コメの生産量に不足があったことを受け止め、今後の需給ひっ迫に対応できるように政策の方向性を明確にするとした。耕作放棄地も活用しつつ増産に舵をきり、輸出の抜本的拡大を進めるという。その中で乾いた田んぼに種を蒔く節水型乾田直播や農業経営の大規模化けなどを通じた生産性向上を図るという。主食用米の生産量と需要量は年々減少。直近の4年では生産量が需要量を下回る形になっていた。2018年には減反政策が廃止されたが、その後も生産調整が行われ、政府が示し需要見通しに沿った生産を行ってきた。JA新潟中央会の伊藤会長は「正確な受給見通しが示されていない中での増産には不安を感じる」などとして供給過剰時の対応を求めた。浜田氏は「石破総理は16年前の麻生政権時に農水大臣として減反政策を見直すべきと発言していた。当時は聞き入れられなかったが、意見を少しでも取り入れられていたら状況は変わったのでは。今転換しても課題は多い。」などと指摘。安部氏は「今いる農家を保護していくのは必要な方向。」などと指摘。玉川氏は「一時期くず米が入った米を買ったという話題があったが、背景には玄米としてはできているが、精米の歩留まりが低かった事があった。米はコストを下げないと輸出できない。乾田直播などでコストを下げることで、輸出できるようになる。万が一には国内に還流でき生産が守れる。」などと指摘した。